JAPAN BIRD FESTIVAL 2003 REPORT

http://www.yamasemi.org
↑上のホームページにおいて、
2003年のジャパンバードフェスティバルの主な催し物の写真を見ることができます。

■ジャパンバードフェスティバル2003
主会場が手賀沼公園・手賀沼親水広場からなる屋外の広い公園からか、
開放感のある祭典になりました。

会場前に広がる手賀沼は、
首都圏に残された数少ない水鳥の楽園の一つで、
身近な探鳥地として知られています。

オオバン、オナガガモ、
アオサギ、コブハクチョウなど、
そのほか、多くの野鳥を観察することができます。

また、鳥好きなら一度は訪れるであろう鳥の博物館。
世界的に名高い鳥類の研究施設、
「山階鳥類研究所」があるのもここです。
 
夕暮れに近づく手賀沼。 
 
     
  手賀沼に付属するミニ手賀沼。大きさは手賀沼の5千分の1サイズ。

展示物を興味深そうに見たり触ったり、
あるいは特設ステージで開かれているライブに、
声援や拍手を贈ったり、
トークショウに関心を寄せたり……。

会場は我孫子市民会館、アビスタ、手賀沼親水広場、
水の館、鳥の博物館と、すべて手賀沼周辺の施設です。

手賀沼を散歩がてら、
自然に親しみ、野鳥を観察し、
イベントに参加するのもよし。

無料シャトル水上バスに乗って、
水上バードウォッチングをするのもよし。

多種多様の催し物を、
純粋に、お祭り気分で
楽しむことができます。

お兄さんと一緒にミニコンサート。
 
     
      ♪鳥くんこと永井真人さん。ミニライブはトークもまじえた楽しいステージになりました。

鳥仲間同士の交流の場としてはもちろんですが、
普段はあまり接する機会のない、
光学機器メーカーなどから直接話を聞けるなど、
自身のホビーライフを、
より充実させるための情報があふれています。


 
 
スコープや双眼鏡は、その場でためすことができます。ブースが屋外なので、目的物がどう見えるか確認することに適しています。 光学機器関連メーカーのブース。スコープをはじめ、新製品がずらりと並びました。

鳥類の研究者や、
保護活動の第一線で活躍中の人たちと出会うことができ、
そのうえ鳥に関する新たな知見を得ることもできます。

地道な調査活動を続けてきたNGOやNPOの、
数多くのレポートも見られました。



  山階鳥類研究所のブースには、実物大アホウドリの模型が展示されていました。  
  牛久自然観察の森のブースでは、子どもも楽しめる塗り絵を行っていました。
 
上:北九州市の、人工巣穴採掘工事模型の隣りに展示されていたズグロカモメのカービング作品。
下:同じく北九州市の、ハヤブサの営巣を目的とした巣穴を、人工的に作り上げた採掘場の模型。
 

鳥という題材で幾通りもの楽しみを提供し、
訪れた人すべてが楽しんでゆけるのはJBF最大の魅力。

より多くの人たちに、
自然、環境、
そして鳥に対する関心を持ってもらうためにも、
ジャパンバードフェスティバルは2004年も開催します。
   
ハクチョウも見られました。   上:オナガガモもいます。