■手賀公園では

TSUBASA:東京都立福生高等学校

「ぼくらの自然観察(多摩川)と秋川全長44mの野鳥」と題して参加しました。 あいにくの天気でしたが、10日(土)には生徒が参加し、楽しく過ごさせていただきました。
野鳥以外にも、福生はどの辺にあるの?とか秋川渓谷にはどう行ったらいいの?とか尋ねる方も多かったと思います。
また、TSUBASAのブースに寄っていただいた方々や出展団体の方々からも励ましの言葉を掛けられました。
生徒も勇気付けられたことと思います。ありがとうございました。
次回も元気よく参加したいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

日本環境災害情報センター(JEDIC)

 今年も、去年に引き続き、国際動物福祉基金IFAWと日本環境災害情報センター JEDICの共同出展でした。お天気があまりよくなかったのですが、多くの方がブースを訪れてくれました。
 生き物や自然に関心のある方たちが集まるこのお祭りでの出展は、他の団体の活動を知る良い機会でもあり、また、他のブースの方たちとの交流も大変に刺激となり、活動を続けていく上での糧にもなります。
 ブースでは先進的な海外での事例や海生哺乳類の保護活動の紹介、油流出事故で被害にあう海鳥を守るための活動(地球環境基金の助成活動)を報告しました。また、千葉生物多様性県民会議〜海生哺乳類の保全と地域活性・油流出事故時における野生生物救護問題〜での提言内容を紹介しました。
 今回も忙しい中、学生さんがお手伝いしてくれました。若い力を借りながら、これからも、このお祭りを盛り立てていけたらよいなと感じました。

住み良いまちづくり研究所

ジャパンバードフェスティバルに参加して
日にち:平成19年11月10日(土)、11日(日)
住み良いまちづくり研究所  浜 崎 慶 子

 手賀沼の辺で、人と鳥の共存を目指す我孫子市に於いて、住み良いまちをつくるために当研究所は、教育、文化、環境、福祉などを含む広い分野で、地域の方々とコラボし、共通の目的に向かっての各種の活動を統合し、実行していくことを目的としています。全国的なイベントである、ジャパンバードフェスティバルは、その趣旨を知っていただく良い機会だと考え、参加させて頂きました。今回で2回目ですが、当日はあいにくの雨天だったのが残念でした。しかし今年は「岡発戸・都部の谷津を愛する会」と同一テントで、コラボができ、有意義な交流が出来ました。近日中に、このコラボを生かした企画を考え実行していきたいと思います

○出展内容
☆ 漫画、イラスト・絵画の募集、展示
 バードフエスティバルに因んで鳥を題材にした、漫画、イラストおよび絵画を広報誌やインターネット等で募集して、応募作品の展示を行ないました。雨天のため急遽表彰会場を中央テントに移しましたが、今年は我孫子市長星野順一郎氏からの授与もあり、会場は大いに盛り上がりました。
< 賞の内容>
○ 住み良いまちづくり大賞 ○ 市長賞 ○ 我孫子市議会長賞 ○ 我孫子市商工会長賞
○ 小松省三賞(川村学園女子大学教授) ○ 鈴木明子賞(画家)
○ 谷津を愛する会長賞   ○Akimichka賞(アメリカの大学の講師並びにアートスクール経営者)
☆ エコガーゼマフラー、エコバスタオル、エコハンカチの販売について
 
Sumiyoiのマスコットキャラクターバンちゃん・バン子ちゃんのマフラー姿
(注)
環境保全推進団体「LLP プローベグループ(チームマイナス6%)」千葉県総括、住み良いまちづくり研究所は、大阪泉南地域のタオル業界を指導してガーゼ製品としては、日本で始めてエコマークを取得しました。手法は「後晒タオル」で、エココットンマフラー、エコガーゼタオル(3種類)についてのエコマーク取得です。今後日本ならではの優秀な製品のPRに努めたいと思います。

・・・素材が天然繊維、コットン100%で繊維の中で最も安心・安全な繊維です。化学薬品を使用していないので、赤ちゃんや高齢者の方々は勿論、アトピーの方でも安心して使えます。

★エココットンマフラー
(1)マフラー機能としての保温性があります。
(2)タオル機能としての繰り返し洗濯ができ乾きも早く、清潔で、汗ふき・手ふきもできます。
(3)おしゃれでファション性も備わっています。
◎用途・・ウォーキング、ガーデニング、スポーツ観戦、その他いろんなシーンでご使用ください。
★エコガーゼ製品  二重ガーゼ織物(従来タオルはパイル織物)により・・
(1)吸水性(早く吸う)が良い。
(2)コンパクトでかさばらない。
(3)毛羽立ちが少ない。
(4)洗濯が簡単で、乾燥が早い。
◎用途
○エコガーゼハンドタオル
  ハンカチ、お手ふき用などに・・
○エコガーゼフェイスタオル
  旅行用、浴用タオル、その他・・
○エコガーゼバスタオル
  お風呂上がり、赤ちゃん用などに・・
☆ 手作りグッズの販売
 今年は福祉作業所みずき及び平成研究会の有志とのコラボにより、木工による鳥グッズを開発しました。目玉商品は我孫子に因んだ孫の手で、オオバン、ユリカモメ、カワセミ他、手賀沼に住んでいる鳥5種を形作りましたが、手作りの良さがあると好評でした。
☆ 廃品利用の手芸品の販売
 ジャムやヨーグルトなどの空き瓶を利用して、蓋にトールペイントを施し中に縫い針納めなどの手芸品をいれたグッズ、古布のパッチワークやステンシル或いは新聞紙で作った花のアクセサリー
 ※ 売り上げの一部を山階鳥類研究所に寄付します。
☆『鳥と楽しむまち我孫子基金』の設立
 環境活動としては、エコリカ社製品を取り扱うLLPプローベグループ(代表浅野喜久男)のもとで、ボランテア団体としてリサイクル運動にも取り組み、使用済みのインク・トナーカートリッジの回収やリサイクルしたインク・トナーカートリッジの販売に向けてのシステム作りをしています。そこで発生する助成金を元に、この運動に協力して下さる個人や団体へ幾つかの特典を設けましたが、その一つが上記の基金です。今後一年に一回、市民活動に貢献して下さる個人や団体から、アイデアを募集し公正な判定を行い、入選者にその基金を有効に活用していただきます。その基金の内容にご興味のおありの方は、下記にお問い合わせをお願い致します。
住み良いまちづくり
研究所
担当 田中清美
tanaka6@zg8.so-net.ne.jp
04−7183−6778(T&F)
なお最後に住み良いまちづくり研究所がエコリカ社の姿勢で一番共鳴した点を述べますと、回収品の徹底的リサイクルを心掛けるのは勿論、リサイクル不可能な物については責任を持って、極力再資源化(粉砕後再生ポリプロピレン原料として利用)しておられ、それでも再資源化できない物につきましては、熱源としてのサーマルリサイクルとして利用する等、最大限環境に配慮した形で再資源化を図っておられることです。図式化すると下記のようになります。
 回収→リサイクル→販売→(回収)
      (WWF)(WWF)
         ↓→マテリアルリサイクル
         ↓→サーマルリサイクル
この姿勢こそ、『地球環境保全運動』具現の姿勢だと思い、エコリカ社に協力することを決意したわけです。
以上
龍ヶ崎バードウオッチングクラブ

龍ヶ崎バードウォッチングクラブでは毎月楽しみの探鳥会だけでなく、観察した野鳥をきちんと記録を付け龍ヶ崎内の野鳥の生態の一部でも解明できるようになればという事でメッシュ(M)観察(K)記録(K)を始めました、
 2004年7月から龍ヶ崎市内を77区域に区切り、会員が毎月同じ時間、同じコース、同じ距離を決め定期的に観察記録を始めました。今回はその3年間の観察記録の展示発表を企画しました。
 ガンカモ調査、シギチドリの調査の他に龍ヶ崎市内の飛行場に生息するコジュリンの調査も毎年行なっております。

テーマ「地域の野鳥たちを調べる」

A) ボードに貼り付けたもの
(1) 水辺、山野の鳥地区別出現率2004 2005 2006
(各年度の水辺、山野の鳥の77地区別 出現比率)
(2) 環境と季節による分類2004 2005 2006
(「夏、冬、旅、留鳥、迷鳥」の77地区別 出現比率)
(3) 野鳥の地区別出現率2004 2005 2006
(各年度の77地域毎の野鳥出現率「例えば10区では全体の何%の鳥が見られたか」)
(4) 野鳥の地域出現率(3年間)(棒グラフ表示)
ある野鳥が何%の地域で見られたか。(例えばキジは60%の地域で見られた
(5) 「夏、冬、旅、留鳥、迷鳥」の3年間の出現率(円グラフ表示)
B) テーブルにて閲覧用として
(1) オリジナルデ−タ2004 2005 2006
(各年度の鳥名−地区別−月別集計)
(2) 年間地区別集計2004 2005 2006
(各年度の鳥名−地区別−年間集計)
(3) A定期の記録集計(3年集計)
A記録集計2004 2005 2006 (各年度のA記録集計)
(4) B不定期の記録集計(3年集計)
B記録集計2004 2005 2006 (各年度のB記録集計)
(5) 鳥マップ 2004
2004年度鳥毎の地域生息状況
(6) 季節別(留鳥、夏鳥、冬鳥、旅鳥)野鳥写真
上記の資料を龍ヶ崎市の3次メッシュ大地図(77区分)と共に来場者に見て頂いた。
コジュリンコーナー
龍ヶ崎市半田町に生息繁殖するコジュリンの調査を2001年からやっています。
(株)新中央航空様の好意で毎年6月中旬の日曜日朝の7時から8時まで、滑走路を中心に3万坪を調査しております。囀っている姿は見られてもどの位生息するかはわかりませんでした。毎年約30羽の雄が確認されています。これからも続けたいと思います。
浮島でコジュリン発見
昭和40年の9月にシギチの調査に行った、桜川村で葦の穂先に止まって囀る小鳥を 池谷奉文氏が見つけ、コジュリンであることが判った。翌年の調査でコジュリンが多数繁殖していることが判った。その後、信州大学の中村登流教授や山岸哲先生たちにより精密な調査が行なわれ低地での集団繁殖地として有名になったときの展示。

RBWC2007我孫子バードウオッチング検定

参加者総数 159名 (11月10日83名 11日76名)
男女別   男性64名 女性77名
年令別  〜10歳22名 11歳〜20歳26名 21歳〜30歳11名
31歳〜40歳11名 41歳〜50歳11名 51歳〜60歳18名
61歳〜70歳15名 71歳〜80歳3名

参加者地区別
千葉県 我孫子市46名 柏市13名 松戸市7名 習志野市4名 千葉市2名 流山市2名 市原市1名 市川市1名 船橋市1名 匝瑳市1名 八千代市1名 八街市1名 志木市1名 計81名
茨城県 取手市6名 守谷市5名 龍ヶ崎市4名 かすみがうら市2名 神栖市2名 稲敷市2名 つくば市1名 水戸市1名 河内町1名 計24名
神奈川県 横浜市10名 秦野市2名 藤沢市2名 川崎市1名 相模原市1名 平塚市1名 計17名
東京都 2名 荒川区1名 江東区1名 板橋区1名 日野市1名 福生市1名 東大和市1名 あきるの市1名 計9名
埼玉県 川口市2名 所沢市1名 座間市1名 越谷市1名 計5名
福島県 郡山市1名 計1名
大阪府 堺市1名 計1名
宮崎県 1名 計1名

RBWCバードウオッチング検定 学 科 の 部
 展示物を見て会員とお話が出来るようにし、展示物を通して楽しく野鳥の生態を判っていただくことに主眼をおいて作成した。又、漢字にはルビをふって誰にでも読めるようにした。
1. JBF開催地である我孫子市の鳥はどちらでしょうか?
我孫子市の鳥オオバンを知っていただく
2. 千葉県の鳥は?
千葉県の鳥ホオジロを知っていただく
3. 龍ヶ崎全域で見られた野鳥はスズメとハシボソガラスと何でしょうか?
展示物の中で龍ヶ崎市内全域で観察され野鳥の図をよく見ていただくとツグミと判る
4. 龍ヶ崎に棲む野鳥の中で夏鳥と冬鳥の割合ではどちらが多いでしょうか?
展示物の中で龍ヶ崎市内全域で観察され野鳥の図をよく見ていただくと冬鳥の割合が多いことが判る 繁殖する野鳥より冬を越しに来る野鳥が多い
5. コジュリンは絶滅危惧種に指定されている貴重な野鳥ですが、コジュリンは何の仲間でしょうか?
展示物のコジュリンコーナーをよく見ると書いてホオジロの仲間と判る

バードウオッチング検定 実 地 の 部
 実地の部は比較的わかり易い野鳥のカービングと写真を用意した。カービングを離しておいてスコープで覗いて当てていただこうとしたが、雨天のために写真をテーブルに置き、見ていただき5種類の野鳥の名前を当てていただいた。
今見られる鳥を中心にし、解説しながらその野鳥を理解していただいた。
コゲラ ルリビタキ ジョウビタキ コジュリン
 ブースに野鳥の鳴き声のテープを流し野鳥を当てていただいた。コジュリンは初めての方が多いようだった。
コジュリン コヨシキリ カッコウ ヒバリ

 全問正解者には野鳥の鉄人認定証と景品としてエンピツブローチやコムラサキシキブの苗や日本野鳥の会が昔作ったバードテーブルなどを差し上げた。
 検定参加者は男女半々で年令は6歳から76歳の方まで。参加者地区別では千葉県我孫子市が断トツで、1都7府県(42区市)からで広く日本各地から参加されていることが判った。

2007年11月10日(土)11日(日)我孫子市手賀沼公園にて展示
 早朝から生憎雨模様の悪天候にも関わらずに、大勢の方々が当展示場に立ち寄ってくれました。おかげ様で楽しいバードフェスティバルになりました。ありがとうございました。
 オオバン賞は市内観察記録のまとめの為に使わせていただきます。
平成19年11月26日  龍ヶ崎バードウォッチングクラブ

地域のためのイヌネコ・ボラ・ネットあびこ

ブースを訪れた方の多くは「鳥のお祭りなのに、何でイヌネコなの?」と思われたようです。
 展示パネルでは野鳥にとっての脅威である野良ねこを増やさないための活動をアピールし、訪れた方たちには「TNR」(トラップ=捕獲、ニューター=不妊去勢手術、リターン=開放)と「地域猫」によって、一代かぎりの命を見守り自然消滅を待つ、命にやさしい対策を説明しました。
 第一声が「なんだ、鳥じゃないのか」だった、ある野鳥ファンが、お話させていただいたあとに「そうか。そうやって野良ねこを増やさないことが鳥にとっても良いことにつながるんだよね」と言ってくださったり、また別の方からは「そうだよね。鳥も猫も同じ命だよね。がんばってね」という声援もいただきました。
 私たちの団体としての活動は、今年6月にスタートしたばかりです。JBF出展は、多くの方たちに活動を知っていただく、大変良い機会となりました。

NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会

あいにくの天気でしたが、訪れてくれた皆様どうもありがとうございました。
行徳保護区内や野鳥病院に保護された鳥の写真や掲示物で野鳥観察舎の事を知っていただきました。傷病鳥救護への募金には二日間で6,709円のご協力を頂きました。
鳥マスコットへの色塗りはお子さんに好評で、カラフルな模様から実物そっくりの彩色まで皆個性あふれる作品を作り持ち帰っていきました。
19年度中は工事のため行徳野鳥観察舎は休館中ですが、観察会等は開催しておりますので機会があればお立ち寄りください。

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