■アビスタでは
JBF2008 キッズ・ネスト(鳥の巣)

今年も天候には恵まれず、木枯らしの中・・戸外のイベントとしては少々、辛いものがありましたが、そんな中、各コ−ナ−の元気な声に助けられました。
今まで、キッズネストの役割は我孫子駅からのゲストを迎えるという集客スペ−ズでした。今年は、手賀沼公園の入り口からテント通りに構成したことで流れが変わり、スム−ズに人が動いていたように思います。ただ、その分、アビスタ内への集客が少なくなったので、この点は別の方法も考慮したいと思います。
キッズネストとしては、新しい試みに「とりどりカフェ」をオ−プンしてみました。
コ−ヒ−・紅茶・ハ−ブティなどカップも陶器にこだわり、カフェテラスの雰囲気に設定値段も手作りクッキ―付き100円。色々な人がガ―デンセットの下にティ−タイムを楽しんでいたようです。
また、パフォ−マンスとして健康運動指導士の山本幸子先生にお願いして、来場者を巻き込んだリズム体操、よさこい鳴子踊りなど試みましたが、中々好評でした。
寒い空間に暖かいものが流れたようです。
その他にも、おりがみの渡辺洋一郎さんの実演など盛り込み、人が集まる工夫はよかったと思います。

ワ−クショップは例年と同じに人気が高く、200名の子供たちで賑わいを見せました。



協力・・ 我孫子市ボランティア団体12  二日間人数 180名。
あびこレクリェ−ションクラブ、手作り弁当の会、NPO食の会、むだの会、
サ−クル風、子育連ジュニア−リ−ダ−OB会、おりがみの会、こちどりの会、
ガ−ルスカウト千葉45団、ボ−イスカウト我孫子1団、KUMIト−ルペイント
サポ−トセンタ−有志
内容・・ ワ−クショップ(バ−ドペインティング・ト−ルペインティング)
我孫子市民手作りショップ(陶器、ビ−ズ、土鈴、布製品、カ−ド入れ、髪飾り)
JBFオフィシャルバッチ販売
とりどりカフェ
フェスタ汁販売
その他、パフォ−マンス(トライビスク健康体操)

企画集団 まなびぃ・あびこ

柳川ネイチア

初めての出展で、しかも寒波襲来のおまけまでつき、お客様の出足が心配されましたが、熱心なお客様の来訪が続き、お陰様で当初の目的を達成することができました。
特にウグイスの「聞做し」に関心が高く、これまで知られていなかった平安時代の「聞做し」を大勢の方々に興味をもって聞いていただけたことが印象に残っています。
書籍の販売は天候の具合もあってそれほどの実績を上げることはできませんでしたが、ブース店頭で、見ず知らずの市民の方から、初めてお聞かせいただいた珍しい「聞做し」を始め、お教え下さった数々の事例を今後の弊社の活動に役立てたいと考えております。
大会を運営され、ご支援いただいた我孫子市職員の皆様はじめ関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

(財)日本野鳥の会
  【 アニメーション映画『白いファンタジア』上映会 】

11月9日(日)11:00〜12:00にはアビスタ1階ホールにて、タンチョウと少女のふれあいを描いた当会オリジナルアニメーション映画「ワイルド・バード・シンフォニー第1番『白いファンタジア』」の上映会を行い、65名の方が鑑賞されました。
当日は映画監督の宇井孝司さん、主人公「明日香」の声優である洞内愛さんに来場いただき、舞台挨拶でこの映画に込めた思いなどを語っていただきました。アニメーション映画ということもあり、来場者された方はお子さん連れの家族が多く、「生物の絶滅」や「ともに生きる」など、難しいテーマが作品中にでてきましたが、小さなお子さんも熱心に鑑賞されておりました。
終了後には、本作品DVDに宇井監督と洞内さん両名のサインを書いていただいたDVDを実費頒布も行い、簡単ですが当会のタンチョウ保護の取り組みも紹介させていただきました。
最後になりましたが、このたびの参加につきまして、様々なご配慮とご協力をいただきましたジャパンバードフェスティバル実行委員会および実行委員会事務局の皆様に、深く御礼申し上げます。

鳥学講座「DNAで調べる鳥の不思議」(我孫子市鳥の博物館・山階鳥類研究所)

「DNAで調べる鳥の不思議」のタイトルで山階鳥類研究所の浅井芝樹研究員が講演しました。116名の皆さんにご来聴いただきました。講演内容は、DNAの構造から説き起こし、鳥や野生動物の生態研究でどのような研究がされているかを、講師本人の猛禽類の遺伝的多様性の研究も含めて紹介したものでした。内容的にはかなり難しかったと思いますが、質疑応答の時間には幸い多くの方から熱心な質問があり、アンケートでは面白かった、勉強になったという回答も多くありました。

日本ワイルドライフアート協会

日本ワイルドライフアート協会は、1994年に野鳥を描く会として発足し、いまでは、野生生物を描く会としてアマプロ混合の会員100名に達し14年目を迎えています。
JBFは初回からの参加で、今年もアビスタの1階ロビー、2階第2学習室とそのロビーを会場として、会員26名による46点の作品を展示しました。
1階の吹き抜けロビーでは、大きな作品とくに猛禽類やシギチドリの油絵、アクリル画がアビスタにこられた方々をお迎えしました。2階では部屋壁いっぱいに水彩、アクリル、油絵、日本画、押し花、ぺーパークラフトなどで表現された多彩な野鳥たちが、訪問された方たちを魅了しました。みなさん、リアルな表現や軟らかな色彩などに驚かれていました。
2階ロビーでは、会員による野鳥ぬり絵が常時できるようにセッティングされ、お子さんから大人まで沢山の方に楽しんでいただきました。日曜日には、2つイベントを組みました。作家和田洋一さんによる、野鳥の飛び出すカード制作で、親子の方にペーパークラフト体験を楽しんでいただき、また絵本作家小林ひろみさんによる、鳥たちが登場する自作の紙芝居を2口演おこない、小さなお子さんたちに大変好評でした。作品の展示のみならず、多才な会員たちによる体験イベントによって、大人から小さなこどもたちまで、アートの体験をしていただけたと思います。
今回のワイルドライフアートの作品たちから、生きものへの愛情思いやりを感じていただけたら、大変嬉しく思います。

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