■手賀沼親水広場では

カール ツァイス(株)

昨年ほどではありませんが、小雨/曇天にもかかわらず熱心なバーダーや市民の方が多数来場され有意義な2日間でした。やはりハイエンドモデルに興味をもたれる方が多数で、現在所有の双眼鏡と見比べて次の機材を購入するための参考にされたり、またデジスコドットコムのサポートもありデジスコに関する専門的説明に興味深々の模様でした。

建設技術研究所

今回JBF2008に始めて出展させていただきましたが、出展のコンセプトは、「鳥の生息環境の基盤となる水環境の保全」としました。
このコンセプトのもと、流域全体を見通した水管理のあり方についてのポスター展示と、具体的な水環境の改善技術であるマイクロバブル発生装置の展示 [PDFファイル] をさせていただきました。
雨模様で寒い天候状態にもかかわらず、多くの市民の方々に興味を持っていただき、大変有意義であったと考えております。
他の出展は、大きく光学機器関係、鳥関連グッズ、自然環境保全などのテーマが多いように感じましたが、手が沼湖畔という立地を考慮すると、もっと水に着目したテーマでの出展が多くてもよいのではと感じました。

東京電力自然学校(東京電力グループ)

東京電力グループの参加は今回で6年目。自然環境保全の取り組みについて、パネル展示と自然素材活用の工作教室により紹介しました。

  • 「東京電力自然学校」自然観察会の紹介
  • 尾瀬と東京電力(自然保護活動、ガイドマップ)
  • 発電所等の自然環境資産(施設と動植物の写真類)
  • 自然再生・環境創造の取り組み(水槽ビオトープ他)
  • 環境保全全般の取り組み(CO2削減他)
  • 自然素材(ダムに溜まった流木)を活用したねんどアート教室  等
恒例となりました「流木ねんどアート教室」は、相変わらず子どもたちに大人気。皆さん、手がかじかみながらも作品づくりに没頭していました。
展示では、ビオトープづくりのイメージとして設置した水槽が注目の的。とくに、在来種メダカの群れが珍しく、かわいかったようです。
また、発電所の緑地で撮影された動植物の写真も好評で、「発電所にこんな自然があるなんて驚いた」「写真集を販売してPRしてはどうか」といったご意見もいただきました。
多くのご家族の皆さんとのふれあいとご意見をいただく貴重な場として、今後とも出展を続けていきたいと考えています。

薮内正幸美術館

今年はスタンプラリー用のスタンプが当ブースに設置されたので、常に人で賑わっていました(あくまでもスタンプ目的のため、当店の賑わいではない)。
初日の午前中は雨、翌日は寒く、例年の事ながら天気に左右されます。来年こそは晴天、であって欲しいものです。
このイベントも8回目を数え、地元の方が毎年の定例イベントと受け止めている感じがとてもよく伝わってきました。継続は力なり…来年も出店できるようがんばります!

谷口高司&ベクトル 鳥の色いろ工房

有意義な二日間をありがとうございました。事務局のみなさまのご努力ときめの細かいご対応で、今年も楽しく参加させていただくことができ心より感謝申しあげます。ありがとうございました。
私どものブースでは、今年も、様々な野鳥の魅力を紹介できるような、野鳥イラストレーターならではのオリジナル商品をお持ちしました。
開催前日に出来上がってきた「だれでもわかる日本のカモメ」シートは、日本でみられるカモメ11種を、飛翔図と、立ち姿で表裏にまとめ、カモメ観察の手引きにしたものです。また、イラストレーター自らが彫ったスタンプや、それを利用してつくった「てぬぐい」もご好評いただきました。従前より扱っている、印刷技術の粋をあつめた「鳥のぬりえ」シリーズも年令を問わず、反響を頂き、様々なアプローチで、来場者に野鳥の魅力をアピールできました。
また、事務局にお願いし、今年も私どものブースに隣接設置していただいた「体験!タマゴ式鳥絵塾」では、1日2回、計4回の体験教室を開催することができました。
過去何年かのこの講座では、回により描く鳥を変えておりましたが、今年は、事務局杉森さまと相談し、人気のある鳥、ということで、各回とも「カワセミ」一種に絞りました。午前・午後と同じ鳥がテーマだったので、かえって皆様が参加しやすかったようで、天気に反して多くの方にご参加いただきました。寒い中、美しいカワセミがいっぱい生まれていき、壮観でした。
また、鳥絵塾開催時以外は「体験・鳥のぬりえ!」タイムとし、三宅島でがんばるアカコッコのぬりえから、アカコッコの現状をお知らせすることができました。
さらに、今年は特にうれしいことがありました。日頃より懇意にさせてただいている、隣接の「藪内正幸美術館」ブースにならぶ薮内さんのイラストと、谷口のイラストが、ずっらと並ぶことで、鳥の絵のmini美術館のようになったのです。この相乗効果は大きく、薮内・谷口作品に会いに来てくださった方のみならず、鳥を全く知らないお客様にも、美しい野鳥のイラストをご堪能頂き「きれいね〜」「あら、可愛い」といった声も多く聞かれました。
来年にむけて、また、いろいろ楽しいことを企画していきたいと思います。
よろしくお願い致します。

栃木屋工房

不安定な天候の中にも関わらず、たくさんのお客様に作品を見ていただけてよかったと思っています。普段の販売ではあまり注目されない商品も、鳥を知っているお客様ばかりのJBFでは喜ばれ、作者冥利に尽きるというものでした。来年も出展させていただきたいと思っております。ありがとうございました。

JBFドリンクコーナー

私たちのブースは、飲料メーカー様よりご協賛いただいた商品を全品100円で販売し、その収益を実行委員会に全額計上しています。目標としている10万円には届きませんでしたが、たくさんの方のご好意やご協力をいただき、全品完売することができました。
スタッフは全員ボランティアで参加していますので、とにかく楽しめる雰囲気作りに心がけています。添付した写真はその一例です。

NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会

鳥マスコットへの色塗りは持ち込んだ数が全部なくなるほど好評でした。ピンクや黄色でかわいらしく仕上げたり、図鑑を参考に綺麗に塗り上げたりそれぞれ素敵な作品をお持ち帰り頂きました。
初日に展示していた行徳保護区産の巨大冬瓜は多くの方の人目を引いたようで、希望された方に引き取られていきました。
お立ち寄りいただいた皆様まことにありがとうございました。

江戸崎雁の郷友の会

展示ブースへ沢山の方々の訪問を受けました。
色々な質問があったなかで、忍者が敵に蒔く“蒔きビシ”にも似た“菱の実”を展示したところ、なぜ関係があるのか不思議に思われた質問が多くありました。どのような植物なのかの説明からオオヒシクイとの関係についてお話しすると、初めて“菱の実”を見たと言う方がほとんどなので、思いもがけない関係の菱の実に注目が集りました。なかには菱の実が欲しいと申し出があり、何人かが持ち帰えりました。
江戸崎中学校理科研究グループの皆さんが応援に駆けつけ、クイズの受付や抽選を担当してくれました。クイズに参加したお客様には、会員から提供を受けたオオヒシクイの木彫りや、稲敷のコシヒカリ等が抽選で当るクジ引きで楽しんでいただきました。

NPOサヘルの森 我孫子

我孫子にはアフリカ好きが多い?
NPOサヘルの森我孫子は、西アフリカ・マリ共和国の民芸品と野鳥の巣の展示を行いました。
西アフリカから持ち帰ったサイチョウやバンをあしらった木彫りの仮面や鳥をモチーフにした染物(泥染め、草木染め)などの展示したところ、珍しさもあって多くの方々に見ていただきました。驚いたのは、アフリカを旅した際に見たことがあるとか、染め物に興味あってアフリカに行ったことがあるといった方が多かったことです。仕事や海外探鳥ツアーでアフリカを訪れたという方にもお会いすることができ、話がはずみました。

バードウォッチャーは巣が苦手?
恒例となった野鳥の巣の展示も好評でした。今年展示した巣は、キジバト、カワガラス、ヒヨドリ、モズ、オオルリ、ウグイス、セッカ、メジロ、ガビチョウ、ハタオリドリの10種類です。ハタオリドリ以外の9種について、「誰のおうちでしょう?」という名前当てクイズを行いました。
普段、野鳥を見慣れているバードウォッチャーでも、意外に正答率が低かったのが、モズ、オオルリ、ウグイスなどです。子供のころに鳥の巣を探したとか、庭木の世話をしていて鳥の巣を見つけたことがある、といった一般の(バードウォッチャーでない)方のほうが詳しかったりする場面もみられました。

社団法人 生態系トラスト協会

高知県から高速バスで当日の早朝にスタッフ2名が着き、東京駅でもう一名のボランティアの方と合流して3人で我孫子に向いました。
昨年はあいにくの雨天でしたが、今年は来場された多くの方に、活動PRやアンケート配布などが行えました。「ヤイロチョウが好きです」「地元が高知です」という何人もの方にお会いして、心が温まりました。
なかなか自分たちのブースを抜けることができませんが、時間があれば他のブース見学やライブも聞いてみたかったです。そういう面からも、交流会は貴重な機会になっていると思います。
ご来場の方々、実行委員会の方々に御礼申しあげます。

はつ工房

昨年に続いて2回目の出店となりました。
銅の素材を使ってふくろうや水鳥たちを創っているはつ工房です。
今年は、私も所属する日本野鳥の会奥多摩支部が毎年開催している写真展の中から、担当の方が選んでポストカードにまとめた「旅先の野鳥」も出展し、樹林の中で集う鳥たちのかわいらしさがたいへん好評でした。来年は元写真も展示したいなと思っています。
又、私が創っている野鳥たちのアクセサリーも「去年買ったのよ、銅の艶がきれいね」といって来てくださった方が2名いらして、継続することの大切さとこの素材で鳥たちを作ることが認知された嬉しさを感じました。
2日目の日曜日は、ガールスカウトのグループがいくつも小団体でスタンプを押しに立ち寄り、それだけでテントの前がいっぱいになり、たいへん賑やかではありました。
しかし天気は1日目よりも寒く、昨年も雨だったしこの時期の天候を読むことは難しいものですね。寒さ対策ももう一工夫しなければという思いと、せめてもう1週間早くの開催になればかなり暖かく、実技体験なども企画できるのではないかと思いました。
それにしても、様々な出店がありたのしく交流できた2日間でした。

我孫子野鳥を守る会

我孫子野鳥を守る会はジャパンバードフェスティバル2008に多彩な出展を行い、手賀沼周辺の野鳥を多くの皆様に知って頂くと同時に、野鳥に対する啓発活動を行いました。


【船上バードウォッチング】
人気イベントで出航30分前に満席となり、乗船希望者をお断りしなければならない状態でした。今年もミサゴが杭の上で雄大な姿と飛翔を見せてくれました。また最後の便でホオジロカンムリヅルを船上から見ることが出来ました。1mを超える大型魚のハクレンが船を歓迎するかのようにダイビングを行っていました。2日間で認めた鳥は29種でした。
(船上バードウォッチングより下船する人々)


【湖畔バードウォッチング】
親水広場の噴水前デッキでのバードウォッチングです。当会の会員がスコープで野鳥を捕らえ、一般のお客様に野鳥を説明する形式を採って実施しました。また観察した鳥の写真をパネルに展示し好評を博しました。人気のカワセミが何度も現れ、多くの人に喜んで頂きました。
2日間で認めた鳥は38種でした。

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